エピレーシック

エピレーシックの基礎知識

エピレーシックの基礎知識

「エピレーシック」は、「レーシック」、「イントラレーシック」と異なり、約50μmの角膜上皮部分のみの薄いフラップを形成してから、エキシマレーザーによる角膜の屈折率調整を行う方法です。この「エピレーシック」は、フラップを作りレーザーでの屈折率の調整を行い、フラップを戻すのですが、この薄いフラップはやがて剥がれ落ちて、この部分の角膜上皮が再生することにより、治療が終了します。

 

この「エピレーシック」の手法は、角膜の内最も再生力が強い角膜上皮のみでフラップを作ることにより、フラップ部分が最終的に剥がれ落ち、角膜上皮の再生により角膜が通常に戻ることを利用する手法です。この「エピレーシック」の手法によると、角膜にはフラップの状態では残らずに再生する形になりますので、「レーシック」などと比べて「フラップがずれる」「フラップにしわが寄る」等の欠点は、起こることがありません。
この「エピレーシック」の術式は、まずフラップを作るのに「エピケラトーム」という機械を使い、約50μm位の厚さの角膜上皮部分のみでフラップを作成し、めくります。その後にエキシマレーザーにより角膜を蒸散させて屈折率の調整を行い、フラップを戻します。このフラップは剥がれ落ちますので、3〜7日程度保護用のコンタクトレンズを着用する必要があります。このため、「レーシック」などに比べて治療にやや時間がかかることになります。


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